髙地がいれば世界はピースに溢れてる

夢は大きく!センター!

『夏の夜の夢』髙地ライサンダーへの邪な感想②

前回に引き続き、髙地ライサンダーへの感想です!

 


第二幕 第二場

・ヘレナに起こされる(魔法がかかってる)

飛び起きた瞬間、まるで別人になってヘレナへの愛を語り出しててすごい。舞台を観てる時はその場面に集中してるからあまり分からなかったけど、振り返って考えてみるとハーミアを思うライサンダーの様子とは全く違う。

 


ヘレナの頬を撫でたりして愛の言葉を伝える。

ひとしきり愛の言葉を伝え終えたら唇を拭って、ヘレナへチュー待ち顔!😳🫣

唇を突き出してチューを待ってて、とてもかわいい〜!!

と思ったのも束の間、ヘレナからチューのお返し...ではなく思いっきりビンタされる。

「いってぇ!」って大袈裟に飛び上がるライサンダー

でもビンタされた頬を大事に触ったりしてなんか嬉しそう。

この場面はライサンダーの動きが面白くて客席から笑い声もあるんだけど、ヘレナの気持ちを思うと辛くなっちゃうんだよな...

 


第三幕 第二場

・大乱闘シーン

ディミートリアスも魔法にかかってライサンダーとふたりでヘレナを奪い合い。

セリフの掛け合いが本当にすごい。舞台俳優髙地優吾の凄さが見れる。若者組の息がぴったりで圧倒される。

 


ライサンダーとディミートリアスがふたりでヘレナの足にしがみつくところの滑稽さがすごかった。

さっきまでヘレナがディミートリアスにしがみついて離れなかったのに立場が逆になるとは😂

 


ハーミアが出てきてライサンダーに「どうして私を置いていったの?」とすがりつくけど振り払われる。

あんなに楽しそうにハグしたり手を繋いだりしてたのにライサンダーの変貌っぷりがすごいよ〜。

 


ヘレナがハーミアに暴言を吐くシーンは、ヘレナの手振りの真似をするライサンダーがおちゃめでかわいい。

 


その後の4人の揉み合いシーンもみどころありすぎ。

下手側からハーミア、ライサンダー、ヘレナ、ディミートリアスの順で腕を掴み合って揉み合ってるんだけどセリフの言い合いの勢いがすごい。

 


ここからハーミアとヘレナが本格的に喧嘩しだす。

ライサンダーがハーミアを羽交締めに、ディミートリアスがヘレナを羽交締めにしてふたりがぶつかるのを止める。

ここが髙地くんの運動神経の見せ所でもあるんだけどハーミアが暴れて空中蹴りするのに合わせて、左足でハーミアを押し上げてるの!支えてるのすごいな、と思ってたけど息を合わせてそんな動きをしてたなんて🥹

さすがの動きでかっこいいし、ハーミアの髪が顔にかかっちゃったら手で直してあげる髙地くんにきゅん。

 


で、ハーミアを投げ飛ばして暴言を吐く!

私が2回目に観た回では「この大豆!コーン!お前なんて弾けてポップコーンになってしまえ!まぁはじけても小さいけどな!」でした。笑

(アドリブについては「ほとんどこーちだけど私(小春さん)の案のときもあるよ。だいたい2人で考えるかな。で、いこたんがへこんでみんなで慰めるまでが一連の流れ😂」とのこと。小春さんインスタより)(有益な条件ありがとうございます!)

 


ライサンダーとディミートリアスの退場シーン「並んでいこう」で肩をぴったり合わせて階段を駆け上がっていくのすごい!階段ダッシュの特訓した?

 


ライサンダーが力尽きて横になるシーン

一文セリフを言うたびに息を吸ってて、荒い息遣いでディミートリアスを追いかけ回すのに疲れ切った感じが伝わってきた。

 


第四幕 第一場

・夢から醒める

すっかり元通りのライサンダーとハーミア。

柔らかいふたりの雰囲気に戻って、優しく手を繋いでいるのがもう🥲

2組のカップルが誕生して4人とも希望に満ちた表情をしててよかったな〜。

 


第五幕 第一場

・劇中劇の場面

 


・塀

塀さんの自己紹介場面で「塀(Hey) You! 塀 Me!」とか言う場面があるんだけど9/19公演では『学園天国』を歌い出す🤣

「ヘーイヘイヘイヘーイヘイ♫」って塀さんが歌い出すからライサンダーたちが手拍子でノリだして、私たちも手拍子する...?ってくらいのところでおふざけ止めるタイミングになったから少し寂しかった🥲笑

 


塀が割れ目を見せる場面では、ハーミアが変なものを見ないように目を手で覆ってあげるライサンダーさん、イケメン。隠してあげた後に「もう見てもいいよ」の合図でポンと背中を触るのもイケメン。

ハーミアも気になったのか🫣←こうやって見てるところもあって可愛かった。

 


ティスべの舞のシーンでは「てんてれてんてん♫」の舞の動きを小さく手で真似するライサンダー、可愛かったです。

 


・ラスト

ラストは謎だらけなんですけど、苦しそうな顔でパックを見つめるライサンダー。そしてパックを包み込むように優しくハグするライサンダー

セリフは何も無いんだけど演じるの難しいだろうな...と思う場面だし、こちらも辛くなる場面だった...

 


パックとライサンダー、ボトムとの関係とかライサンダーの包帯の意味とか。今回の舞台オリジナルの要素の意味も解き明かしたいな〜。

 

髙地くんの出演場面に関しての感想は以上!

以下、所感です。

 


劇中劇の場面は1回目の観劇(9/11)と2回目の観劇(9/19)で会場の雰囲気がだいぶ変化してて驚いた。

9/11では客席(私たち)から劇中劇への拍手の音はパラパラって感じだったけど、9/19ではテーセウスたちと一緒に客席(私たち)も劇中劇を見ているような感じで拍手や手拍子もした!

劇中劇への拍手をするシーンや手拍子の場面ではライサンダーが少し客席を向いて拍手、手拍子をしてタイミングを教えてくれた。舞台と客席の架け橋になってる髙地くんがとってもかっこよかったな。

 


舞台を複数回観に行く経験を初めてして感動したのは、先に書いてあるように舞台が回数を重ねるごとに変化していくこと。

同じものを演じてるのに進化していくのはすごいなぁと。その中で毎日講演を頑張ってる髙地くんは本当に尊敬する。

 


舞台に立つ髙地くんを近くで観れてよかったし、残り1回観に行けるので楽しみます!